ANA機体工場へ行ってきた!その2
ANA機体工場へ行ってきました。そのレポをお届けいたします。
機体工場までのアクセス
お昼ご飯を終え、モノレールに乗車。
国際線ターミナルと国内線ターミナルの間にある「新整備場駅」で下車です。
改札から地上に出ると、右手にすぐJALメンテナンスセンターがあります。
以前、JALの工場見学も行ってきましたが、新整備場からすぐだったので非常にアクセスが良かったです。今回はANAの工場なので、地図のようにずーっと先のほうにあります。アクセス案内によると徒歩15分。。
歩いてみるとやはりそれなりの距離がありました。
晴れていた日だったのでよかったですが、雨の日はちょっとつらいかも。。
ひたすらこんな道をまっすぐ歩くと左手にANAの建物が見えてきました。
そしてこちらの看板のある建物が機体工場になります。
かなり早め(30分以上前)に到着しました。
お土産ショップも見逃せない
ロビーにはAspaという売店があります。ANAグッズ+ミニコンビニみたいなかんじです。ANAグッズはこちらでは空港より2割程度お安く買えるのでANAグッズが欲しい方はいいかもしれません。私もこちらでお買いものしてしまいました。
また、ロビーにはANAのガンダムが飾られていました。
JALのような立派なミュージアムはありませんでしたが、コックピットに座れるコーナーや実際のタイヤの展示、飛行機模型の展示などがありました。
2階建てのジャンボ機ですね~。
飛行機の講義開始!
そしてようやく全員そろったようで、まずは講義室で講義を30分ほど受けることになります。
内容としては、羽田空港の説明、ANAの飛行機の種類(特別塗装の機種など)の説明の後、空港のおしごとというANA職員の仕事内容を紹介するビデオを視聴しました。
講義の中では、簡単なクイズがありました。正解者にはANAのシールが配られました。
シールか、と思ったけどちょっとうれしい(笑)
そうして講義が終了したあとはいよいよ、機体工場見学です!
講義室は50名程度の人数がいましたので、工場ツアーは3チームに分かれての案内となります。
ここからは全員ヘルメット着用です。ヘルメットカラーはもちろんブルー。
女性スタッフに連れられて職員用エレベーターに乗り込みます。
エレベーターを出ると、「お?どこかで嗅いだ事のある匂い」
そうです、ANAラウンジのあの香です。ANAオリジナルアロマを使用していました。
あの匂い好きなんですよね~。ネットで買えるらしいので買おうかな。
そして、職員用の入口からついに工場へ潜入です!!!!!!
いざ格納庫へ潜入!!!
広大な工場!!広い!!!
ん???
え????あれーーーーーーーーーーーーーーーーーーー????
一瞬固まる私と母。
飛行機がおらんやないかーーーーーーーーー(@_@)
お姉さん、淡々とこの工場の広さ、格納できる機体数を説明し始めます。
(ちょっとちょっと、飛行機いないんですけど。。カメラも持ってきたのに。。。。)
ショックと混乱?で完全に頭に説明が入ってこない。
「今回は残念ながら整備している飛行機は1台もいません」と。
このまま、からっぽの工場の説明をして終わるんだろうか。
半年前から予約してきたのにそれはないよね・・・(T_T)
実際に使われているタイヤたちです。。タイヤじゃなくて飛行機…!笑
するとお姉さん、「今回は飛行機がいなかったので第2工場にご案内します」
おおおおヽ(^o^)丿キター!!!
そしてぞろぞろと一行は第二工場へ向かいました。
すると、787の整備中でした!787を間近で見ることが出来ました。
ただ、足場がかなり多いのでガッツリ整備をしているのでしょう。
なので、ちょっと見づらかったかな。飛行機いないよりは全然ましw
エンジンもこのとおり。デッカイーー!
というより普通の状態じゃこんなに近寄れないですね。貴重な体験です。
フロントガラス部分です。ちゃんとワイパーがあるんですね。
近くでじっくり見たのは初めてです。
座席の入れ替え作業なんかもされている模様
こちらにはエンジンの中身が入ってるそうです。
機体ごとに停止線が決まっています。
そして、こちらの大きな扉から飛行機乗り発着が見れるということで扉ギリギリのところ
まで案内してもらいました。それにしてもでっかいなーーー。。
後ろの工場風景もまたいい。
テイクオフ!近くで離陸していく飛行機、かなりの迫力があります。
最後はまたタイヤのコーナーについての解説。
飛行機は何万回と離着陸をするとこちらのタイヤの溝がすり減ってなくなっていくんだそうな。そのたびに交換などの対応が必要なんだそう。
最後は工具箱のコーナー。こちらは、よくドラマなんかでも飛行機整備中に置き忘れがないよう、中身の確認をしっかりされるとのことです。
工具箱には個人名のシールが張られていました。
見学を通じて、整備場ってものすごい人数が働いていることを知りました。そしてこれだけの設備、人を投じていることを考えるとものすごくお金がかかるだろうな、と。そういう意味では高額な飛行機料金も少し納得する部分はありました。こちらの工場は基本的に24時間稼働しており、朝の飛行機を飛ばすためには夜中かけて整備が行われるようです。工場内は冷暖房もないので、夏冬はかなり過酷な職場なんじゃないかなと思いますが、最近飛行機乗る身としては、こうしてたくさんの人が整備していただいているおかげで何も心配することなく安全な飛行が出来てるんだな~と感じました。
整備士さん、ありがとうございます。ますます、これからも飛行機に乗りたいと思わせてくれる一日でした。
工場見学後の記念品もうれしい
ちなみにこちらが記念品です。シールはクイズに正解した景品となります。
こちらは売店で買ったものたちです。
ボールペンと飛行機型クリップです。けっこうカワイイ♡
大満足な一日なのでした♪
それでは、また。