バスク名物チーズケーキを東京で! ガスタ@白金高輪
昨年、サンセバスチャンをはじめとするバスク地方に旅行に出かけてからというものの、また行きたい衝動に常に駆られています。
最近メディアでもバスクが頻繁に取り上げられるようになり、ますます、その思いは強くなるばかり。。
そして!今年、なんと!
トーキョーに!バスク名物のチーズケーキ専門店がオープンしたというではないですか!今年の夏にオープンしたのは知っていたのですが、先日ようやく訪問できたので今回は勝手に食レポします!
目次
バスク名物のチーズケーキとは?
昨年、サンセバスチャンに訪問した際に魅了された黒いチーズケーキ。バル街にあるラビーニャというチーズケーキ専門店のケーキです。見た目の真っ黒、大きさでインパクト大のそのチーズケーキは街の名物料理。
以前のブログで紹介していますが、その大きさと見た目とは裏腹にクリーミーで香ばしく、軽い食感が特徴。バルで散々食べ歩きした後でもペロリと食べられてしまいました。
サンセバスチャン・Lavina(ラビーニャ)
こちらが本店の黒いチーズケーキ。
過去記事はこちら
バスクチーズケーキを東京で食す
そしてそんなバスクチーズケーキ専門店、GAZTA(ガスタ)が東京の白金高輪にこの夏オープンしています。この店名はバスク語でチーズを意味します。こちらでは秘伝のレシピを伝承しているとのことで期待が高まります。お店は白金高輪駅からもほど近く、このあたりはマルイチベーグル、ひき肉少年などなど注目のお店が密集しています。
そしてお店の外観はこちら。
休日の雨の日だからなのか、特に行列はありませんでした。
店内は持ち帰り販売のみとなっており、焼きたてのチーズケーキがずらり。いい匂い。
大きさは大と小の2種類。
小 700円(8cm)
大 4000円(15cm 6-8名用)
この日はクリスマス前ということもあり、可愛くクリスマスデコレーションされてました。
そして大はプラス1000円の5000円で販売。
小は700円。
プラス100円で別売オーガニックハニーを付けてもらえますが、まずはそのままの風味味わいたいので今回はつけませんでした。こちらのお店では女性のパティシエが作っていらっしゃいます。店員の方の接客も丁寧で好感が持てました。
いざ、実食!
とりあえず、小を二つ購入してみました。チーズケーキは冷蔵で3日間の日持ちです。
オープン!
カタカナのシール!ポップにみえますね。
箱の側面には何やら文字が。。ドノスティア=サンセバスチャンくらいしかわからない。
商品カードが入っています。
この答えが書いてありました。On engin は、バスク語でお召し上がりくださいって意味のようです。
そしてチーズケーキがこちら。クリスマスデコレーションが可愛らしいですね。
さーて、いただきます!説明書きにも書いてありますが、冷蔵庫から出して室温に10分置いた後がオススメだそう。意外と1人前でもずっしり感があるので2人でシェアでも良さそう。
半分にカットしてみました。中はしっとりクリーミー。ラビーニャのチーズケーキのように重たすぎず、しっとり軽い口どけ。そして表面の香ばしい香りが広がります。
チーズケーキは甘さ控えめのため、スイーツとしてだけでなくワインなどのお供にも良さそうです!ラビーニャでは焼きたてアツアツのチーズケーキを頂いたので、単純に比較はできませんが、このしっとり感は本店の味が再現できているのではないかと感じました。またリピート購入しようと思います。
バスクまで行かなくても、気軽に都内で味わえるバスクチーズケーキ是非お試しあれ!
お店情報
店名:ガスタ
営業時間:9:00-19:00
定休日:月曜
住所:東京都港区白金1-14-10
電話:03-3440-7495
【映画かぞくいろ】おれんじ鉄道食堂車乗車レポ
ブログ、かなーり久々更新です。
旅行記とかまだまだ更新してないネタがたくさんあるのですがね。ここ一年生活が大きく変わりました。少しずつ生活も落ち着きつつあるので、のらりくらり更新予定です。
目次
映画かぞくいろを見てきた
さて、先日久々に子供を預けて映画を見て来ました。有村架純主演のかぞくいろ。
大体のあらすじはこちら。
未亡人となった晶(有村架純)とその連れ子の駿也が夫の故郷の鹿児島でおれんじ鉄道の運転士の義父と暮らし始めます。そして晶は生活のため運転士を目指します。複雑な環境のため、家族関係は最初はなかなかうまくいかないのですが、色々な葛藤と衝突を経てだんだんと皆が心を開いていき、一つの家族になっていく心温まる物語。
なぜ、この映画を観に行ったかというと、祖父の住む、鹿児島県阿久根市近辺と鹿児島、熊本を結ぶおれんじ鉄道が舞台だからです。映画の舞台が見覚えのある場所がちょこちょこ出て来て懐かしく感じました。鹿児島弁もほっこり。ブログでもおれんじ鉄道は以前記事にしました。
そして映画の中でも登場する憧れの食堂車、おれんじ食堂朝食便にも乗車したので、久々レポしたいと思います。出発進行!
※昨年乗車のため、内容は少し変更があるかもしれませんので参考程度にどうぞ。
最新の運行情報と内容は以下のリンクをご参照ください。
おれんじ食堂乗車レポ
今回の旅程
今回は出水〜新八代の朝食便を利用しました。所要時間は1時間44分。
※こちらは最新のスケジュールのため、筆者が乗車した際のスケジュールや停車駅は異なります。なお、現在朝食便のコース料理の提供は10名以上の予約からとなっているようです。ランチ、ディナー便は通常通り運行中です。
外観
目が覚めるようなブルーの車体。これは目立ちます。お洒落!
内観
車内も木の暖かさを感じます。ソファの柄も素敵。ソファ席は海の方を向いているので、海岸線では絶景がみられます。
お子様は特等席!椅子が可愛らしい。
九州にちなんだ可愛い調度品なんかも展示してありました。
こちらは薩摩切子。なかなか高価なんですよね。
朝食の内容
お楽しみの朝食内容です。
約1時間半の間にコース料理が供されます。これらは車内調理ではなく、各停車駅で順次積み込みされているそう。地元のレストランなどと協力して成り立っているという仕組み。もちろん材料も地元の食材を活かしたお料理になってます。どれも美味しかったです。映画にもこの食堂車が出て来ますが、食堂車のため揺れが少ないように運転されてるんだとか。
テーブルセッティング
お料理のスタートです。
水俣産かぼちゃのポタージュ
パン
鹿児島県産地鶏のスクランブルエッグ
熊本県産野菜サラダ
水俣産季節野菜のラタトゥイユ
ソーセージ
フランボワーズのムースとフルーツ
コーヒー
天気はイマイチでしたが、こんな絶景とともにいただく朝ごはんなんて贅沢すぎますね。
お楽しみは食事以外にも
食事して食べ終わったらハイ終わり、ではありませーん!途中駅下車ができるんです。もちろん、出発時間は決められてるのでバスツアーのような感じで何時にはまた車内に戻ってくださいというアナウンスがされます。
水俣駅
まずは水俣駅で下車。
駅マルシェにてお土産のプレゼントがあります。
そして水俣駅の駅舎も綺麗で素敵なのです。水戸岡鋭治デザインの駅舎は2015年にリニューアル。
やはり木が使われてると、ほっこり温かい感じがしていいですね。
このカゴは何かしら。。あとで調べたら伝統漁具のイワシ籠というらしい。
待合室。
切符売り場。ブラックがまたシックな雰囲気を醸し出してます。
日奈久温泉駅
続いて下車したのは日奈久温泉駅。
はまたまこちらは、なんともレトロ!お洒落駅舎も素敵ですが、昔ながらの駅舎も味があって良いです。
下車駅では駅マルシェとして地元のお土産を頂けます。また、欲しいものがあれば購入することも可能です!地域活性化にもなりますね。
停車中は記念撮影ができるようにおれんじ食堂の看板も掲示されてます。
そして駅出発の際は駅員の方や駅マルシェの方たちが手を振ってお見送りしてくれました。温かいサービスですね。このシーンは映画にも出てきました。
お土産いろいろ
途中の駅マルシェで地元のお土産を色々もらえました。地元のお菓子屋さんの焼き菓子、い草のコースター、箸、オレンジジュース。
乗車記念のキーホルダーもいただきました。
まとめ
映画を観に行ったら、久々に無性に乗りたくなったおれんじ鉄道。
劇中にもなんども登場するので映画を観たらあなたもきっと乗りたくなるはず?!(決して回し者ではありませんが、個人的に応援してますw)
ただ食事を黙々と食べるだけでなく、駅マルシェでの特産品購入やお土産、列車から景勝地の観光案内など鉄道の旅を通して鹿児島・熊本地域の食・人の魅力を存分に感じられるはずです。
ビューンと九州新幹線を使うのも良いですが、たまにはゆったり景色を眺めながら食堂列車の旅なんていかがでしょう。
初の海外LCC! ブエリング航空搭乗レポ
サンセバスチャンから、ニースへ向かう際、海外LCCのブエリング航空を利用しました。初の海外LCCということで搭乗レポートをしたいと思います。
目次
ブエリング航空とは
バルセロナを拠点とする2004年設立のスペインの格安航空会社です。
就航先は以下のとおりです。主要な観光都市も網羅していますね。
(Wikipediaより引用 *最新情報はHPで要確認)
- スペイン: マドリッド、バルセロナ、イビサ、ビルバオ、サンティアゴ・デ・コンポステーラ、バレンシア、アリカンテ、セビリア、グラナダ、ヘレス、マラガ、メノルカ
- フランス: パリ、ニース
- イタリア: ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェネツィア、ボローニャ、ピサ、ナポリ
- ベルギー: ブリュッセル
- オランダ: アムステルダム
- ギリシア: アテネ
- ポルトガル: リスボン
- ガーナ:アクラ
料金体系は?
料金体系は日本のLCC同様、どこまでのサービスを求めるかによって3つのプライスが用意されています。
Basic Fare, Optima Fare, Excellence Fareの3つで、大きな特徴は以下のとおり。
・Basicは席もランダム、預け荷物なしの最安値のプラン。
・Optima Fareは、席の選択と23kg1つまでの受託荷物が含まれます。
・Excellence Fareは、更にフライトの変更や優先搭乗、ラウンジ使用可能。
今回はスーツケースがあるので、Optima Fareをチョイスしました。
よっぽど、便変更の可能性がない限りは、Excellence Fareまでは不要でしょう。
詳細なサービスの違いを確認したい方はこちら↓
(http://www.vueling.com/en/vueling-services/vueling-fares)
搭乗してみましょう
San Sebastian (EAS)→Barcelona(BCN)
それではサンセバスチャン国際空港からバルセロナ国際空港へ向けて出発です。飛行時間は約1時間20分です。日本の国内線感覚ですね。
搭乗口からは徒歩です!沖止めでの搭乗、嬉しいです。
前方と後方、2箇所から乗り込みます。私は後方席だったので後方から搭乗しました。
機内の様子
機内の様子です。コーポレートカラーのイエローがテーマカラーとなってます。
日本のLCCでもおなじみ、A320の通路を挟んで3席ずつの配置。
機内もいたって清潔です。
シートピッチ。やはり日本のLCC同様若干狭いですが、数時間であれば許容範囲。
機内販売
LCCは基本的に飲食は有料です。ただ、意外に美味しそうなモノがあったりするので侮れません。
簡単なスナック菓子とドリンクのセット(5.5€)。
このセットに更にサンドイッチがついて10€のセットもあります。
そしてちょっと気になったのが、イベリコ豚の生ハムとリオハの赤ワインのセット!(12€)生ハムが気軽なおつまみがわりになっているところがなんともスペインらしいです。
サンドイッチも意外に美味しそう。
バルセロナ国際空港で乗継
そうこうしているうちにバルセロナへ到着しました。バルセロナ以前来たのが10年近く前だったかな。さすが国際空港だけあって規模が大きいです。お土産は地元サッカーチームグッズが豊富に販売されていました。あまり乗り継ぎ時間が長くなかったので空港内をゆっくり見る時間がなくて残念でした。
そしてかなーり歩いて、搭乗口へ。
そして、バルセロナからニースまで再びブエリングで。再び1時間20分の空の旅です。乗継後の機内レポートは重複するので、割愛します。
ちなみに私が乗った便の近くの席に派手目なフランス人男女四人組が乗って来ました。すでにお酒も入っているようで、ハイテンション!!若干うるさいなーと思っていたのですが、彼らの持ち物などを見て見るとイビザから乗り継いで来た若者、、、つまりパーリーピーポー達でした(笑)
イビザのお土産袋を見て、妙に納得してしまったのでした。なんとか1時間少しだったんで我慢できましたがw
そしてフランスニースに到着したのは10時過ぎ。。
朝から活動していたのでさすがにクタクタ〜。
でもトラブルなく初めての海外LCCに搭乗できたので一安心なのでした。
まとめ
ヨーロッパの格安旅行に利用できそうなLCC。多くの路線が就航していますが、スペインを拠点とするブエリング航空はバルセロナを経由してヨーロッパ周遊などに利用する場合は、とても便利な航空会社です。
機内も綺麗ですし、ネットの評判も割と良いみたいなので観光で通常利用するに分は特に問題はないと思います。ヨーロッパ旅行の選択肢の一つとして利用してみてはいかがでしょう。あと機内販売のイベリコ豚の生ハムなど、スペインらしいスナックもあるので注目です。次回はフランスニースの旅へ続きます。