【映画かぞくいろ】おれんじ鉄道食堂車乗車レポ
ブログ、かなーり久々更新です。
旅行記とかまだまだ更新してないネタがたくさんあるのですがね。ここ一年生活が大きく変わりました。少しずつ生活も落ち着きつつあるので、のらりくらり更新予定です。
目次
映画かぞくいろを見てきた
さて、先日久々に子供を預けて映画を見て来ました。有村架純主演のかぞくいろ。
大体のあらすじはこちら。
未亡人となった晶(有村架純)とその連れ子の駿也が夫の故郷の鹿児島でおれんじ鉄道の運転士の義父と暮らし始めます。そして晶は生活のため運転士を目指します。複雑な環境のため、家族関係は最初はなかなかうまくいかないのですが、色々な葛藤と衝突を経てだんだんと皆が心を開いていき、一つの家族になっていく心温まる物語。
なぜ、この映画を観に行ったかというと、祖父の住む、鹿児島県阿久根市近辺と鹿児島、熊本を結ぶおれんじ鉄道が舞台だからです。映画の舞台が見覚えのある場所がちょこちょこ出て来て懐かしく感じました。鹿児島弁もほっこり。ブログでもおれんじ鉄道は以前記事にしました。
そして映画の中でも登場する憧れの食堂車、おれんじ食堂朝食便にも乗車したので、久々レポしたいと思います。出発進行!
※昨年乗車のため、内容は少し変更があるかもしれませんので参考程度にどうぞ。
最新の運行情報と内容は以下のリンクをご参照ください。
おれんじ食堂乗車レポ
今回の旅程
今回は出水〜新八代の朝食便を利用しました。所要時間は1時間44分。
※こちらは最新のスケジュールのため、筆者が乗車した際のスケジュールや停車駅は異なります。なお、現在朝食便のコース料理の提供は10名以上の予約からとなっているようです。ランチ、ディナー便は通常通り運行中です。
外観
目が覚めるようなブルーの車体。これは目立ちます。お洒落!
内観
車内も木の暖かさを感じます。ソファの柄も素敵。ソファ席は海の方を向いているので、海岸線では絶景がみられます。
お子様は特等席!椅子が可愛らしい。
九州にちなんだ可愛い調度品なんかも展示してありました。
こちらは薩摩切子。なかなか高価なんですよね。
朝食の内容
お楽しみの朝食内容です。
約1時間半の間にコース料理が供されます。これらは車内調理ではなく、各停車駅で順次積み込みされているそう。地元のレストランなどと協力して成り立っているという仕組み。もちろん材料も地元の食材を活かしたお料理になってます。どれも美味しかったです。映画にもこの食堂車が出て来ますが、食堂車のため揺れが少ないように運転されてるんだとか。
テーブルセッティング
お料理のスタートです。
水俣産かぼちゃのポタージュ
パン
鹿児島県産地鶏のスクランブルエッグ
熊本県産野菜サラダ
水俣産季節野菜のラタトゥイユ
ソーセージ
フランボワーズのムースとフルーツ
コーヒー
天気はイマイチでしたが、こんな絶景とともにいただく朝ごはんなんて贅沢すぎますね。
お楽しみは食事以外にも
食事して食べ終わったらハイ終わり、ではありませーん!途中駅下車ができるんです。もちろん、出発時間は決められてるのでバスツアーのような感じで何時にはまた車内に戻ってくださいというアナウンスがされます。
水俣駅
まずは水俣駅で下車。
駅マルシェにてお土産のプレゼントがあります。
そして水俣駅の駅舎も綺麗で素敵なのです。水戸岡鋭治デザインの駅舎は2015年にリニューアル。
やはり木が使われてると、ほっこり温かい感じがしていいですね。
このカゴは何かしら。。あとで調べたら伝統漁具のイワシ籠というらしい。
待合室。
切符売り場。ブラックがまたシックな雰囲気を醸し出してます。
日奈久温泉駅
続いて下車したのは日奈久温泉駅。
はまたまこちらは、なんともレトロ!お洒落駅舎も素敵ですが、昔ながらの駅舎も味があって良いです。
下車駅では駅マルシェとして地元のお土産を頂けます。また、欲しいものがあれば購入することも可能です!地域活性化にもなりますね。
停車中は記念撮影ができるようにおれんじ食堂の看板も掲示されてます。
そして駅出発の際は駅員の方や駅マルシェの方たちが手を振ってお見送りしてくれました。温かいサービスですね。このシーンは映画にも出てきました。
お土産いろいろ
途中の駅マルシェで地元のお土産を色々もらえました。地元のお菓子屋さんの焼き菓子、い草のコースター、箸、オレンジジュース。
乗車記念のキーホルダーもいただきました。
まとめ
映画を観に行ったら、久々に無性に乗りたくなったおれんじ鉄道。
劇中にもなんども登場するので映画を観たらあなたもきっと乗りたくなるはず?!(決して回し者ではありませんが、個人的に応援してますw)
ただ食事を黙々と食べるだけでなく、駅マルシェでの特産品購入やお土産、列車から景勝地の観光案内など鉄道の旅を通して鹿児島・熊本地域の食・人の魅力を存分に感じられるはずです。
ビューンと九州新幹線を使うのも良いですが、たまにはゆったり景色を眺めながら食堂列車の旅なんていかがでしょう。