美味しい旅行記⑦美食の街サンセバスチャンバル巡り<後編>
サンセバスチャン、それは最高の美食の街・・・!
引き続きサンセバスチャンバル巡りの後編をお届けします。
前回のバル巡りの様子はこちらから。
バル巡りツアーに参加し、一通りのバルでの注文の仕方やお会計方法などを学びました。翌日からは自分たちでバルホッピングしていきます。
目次
ランチもバルホッピングを楽しもう!
サンセバスチャンのあさが来た〜!
ホテルロンドレスのお部屋かはらこんなに素敵な風景が待っていました。
さぁ、今日も食べるぞーーー!!!笑
サンセバスチャンのバル街はランチ営業している店も多いので今日も迷わずバル街へ直行です。
1軒目 La Cepa(ラ・セパ)〜生ハムといえばココ!〜
まずは1件目のお店、ラ・セパです。こちらは何と言っても名物は生ハム。
Bar Restaurante La Cepa | Restaurante tradicional Donostia
店内のバルカウンターの様子。
生ハムを使ったピンチョスがたくさんありました。
ランチであればバケットに生ハムを挟んだピンチョスなんてちょうどいいですね。
ここでもやっぱりチャコリ飲んじゃいましょう!お昼でも飲みますよー。
上に吊るされた生ハムとのショットです(笑)
そして選んだのがこちら。
生ハムとオイルサーディンのようなお魚の乗ったバケット、スペイン風オムレツ、ゆで卵・えび・オリーブ・生ハムが串に刺さったピンチョス。どれも美味。生ハムの塩加減が絶妙でした。
生ハムを食べたいのであれば是非ともこちらのお店はオススメ。また、店内にテーブル席が多いので、グループでピンチョスをゆっくりと味わうこともできます。
2軒目 Atari(アタリ)〜教会前のおしゃれバル〜
続いていきましょう。サンタ・マリア教会前のこちらの一見カフェに見えるバルへ。
黒板にメニューが記載されています。ほとんど5ユーロ前後。
カウンターの様子。写真映えする色鮮やかでボリュームのあるピンチョスが多め。
生ハム・・・美味しそう。。。
バケット系は片手でいろんな種類食べられるのでオススメです。
今回はこちらのフォアグラのソテーを頂きました。隣のカップルが食べていたのが美味しそうだったので指差しオーダーです。こんな高級食材がバルでサクッといただけるってやっぱりすごい。。
続いては牛肉のソロミージョ。いろんなバルのソロミージョを食べ比べたくなったので。こちらも十分美味しいですが、やはり初日のボルダベリのソロミージョが好きかな。
3軒目 Gandariasへ再訪
やっぱり前日のGandariasのマッシュルームピンチョスが食べたくなり、再訪。お店の説明は前日のレポートをご参照ください。
はぁ〜〜やっぱりこれは見た目もお味も最高です・・・。
そしてウニ好きにはたまらないウニとイクラのピンチョス。
そしてGandariasの店員さんはとってもフレンドリー。写真撮ってたらしっかりカメラ目線でポーズとってくれました!またこちらは再訪の機会があればいきたいですね。
レストランでしっかりディナーもオススメ
La Muralla(ムラーラ) 〜コスパ最高 絶品バスク料理〜
夕食・昼食とピンチョスをたらふくいただいてきたわけですが、やっぱりバルの良い点は気軽にちょっとずつ色々なもの食べられるということ。そしてそれらのお味はどれも絶品。バルを一通り巡ったらしっかりとテーブルクロスの引かれたレストランでゆったりとお食事もオススメ。多くのバルでは1階がカウンタースタイル、2階がレストランということが多いですので、気に入ったお店があればレストランフロアでゆっくりとお食事を楽しみましょう。
今回はネットや口コミなどを参考にMurallaでディナーコースをいただきます。
事前にTrip adviserからネット予約していきました。予約客が多かったので是非予約しましょう。
何と言ってもディナーコースのお得さ!
前菜が3品、メイン・デザート・ワイン1本(!)がついてなんと37€。
今回はメニューをしっかりメモしてきましたので、頂いたものをレポートします。
ワインは白・赤どれかボトルでグループに1本ついてきます。リオハの白ワインをいただきました。
久々のクロスの貼られたレストラン。たまにはいいですね!
まず初めに冷たい野菜スープが運ばれてきました。
いよいよお料理がスタートしました。
1品目:King prawns salad with avocado emulsion and cranberry vinagrette
エビとアボカどのタルタルのような感じ。クランベリーソースの程よい酸味が美味。盛り付けも美しいです。
2品目:Mushroom and fungi ravioli with foie-grans cream
これはメニューを見た瞬間から気になっていたマッシュルームとキノコのラビオリ。濃厚なフォアグラクリームを添えて。ソースまでパンと一緒にペロリと完食。
3品目:Confi cod cube on 'piperrada' and potato cream rosemarry taste.
バスク地方のピペラードという郷土料理。これはトマトベースにピーマン、ニンニク、玉ねぎをオリーブオイルで炒めて唐辛子を加えて煮た料理。タラのコンフィとポテトクリームを合わせていただきます。ここでようやくメインまでのお料理3品が終了。
メイン:Iberian pork meat with pear in red win and its sauce.
ようやくメイン!スペインといえばイベリコ豚です!濃厚な赤ワインソースが絶品!
Red fruit infusion with yogurt icecream.
メイン料理後のお口直しに、ベリー系の冷たいジュースにヨーグルトアイスクリームが入っていました。すでにお腹いっぱいですが、デザートはいくらでもいけますね(笑)
Fine cider caramelised Apple pie with lemon cream and itaian icecream
最後のデザートまで全く手を抜いていませんね〜。サクサクの焼きたてアップルパイに冷たいアイスクリーム。キャラメルソースで甘いのかなと思いきや、酸味のあるレモンクリームが良い仕事してました。
とにかく量も申し分なくバランスが良い、かつお値段リーズナブル!
おそるべしサンセバスチャンの食レベル・・・!またこちらも再訪してみたいですし、そのほかのレストランも訪れてみたいですね〜!!
まとめ
2日間食べて食べて食べまくったサンセバスチャンバル巡り。どのバルも特色があって、ホッピングはとっても楽しかったです。2日じゃ全然回りきれませんでしたので、訪問の際は余裕を持って滞在してください。
また、私がサンセバスチャン情報を調べている時に感じたのは、サンセバスチャンやバスクのガイドブックがほとんどないということ!大抵スペインだとマドリード、バルセロナ、アンダルシアなどなど有名どころのみ。どこのバルがいいのかな〜と事前調べの際は、いろんな方のブログやネット情報でほとんど調べていましたね。ぜひ、これから行く方の参考になれば良いなと思っています。
また、私は本屋さんでこちらのバスクのバル案内の本を発見して、今回の旅でもかなりお世話になりましたので、是非行く前にはチェックしてみてください。