はらぺこ女子の食べ歩き紀行

2016年ANAのSFC修行を解脱!飛行機大好き!食べること大好き!な女子による美味しく楽しい飛行機ライフ!

美味しい旅行記⑨サン・ジャン・ド・リュズでお洒落なエスパドリーユを求めて

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フレンチバスクの小さな街巡りの続きです。

前回はバイヨンヌのショコラティエを巡ってみました。

お次の目的地はサン・ジャン・ド・リュズ(Saint-Jean-de-Luz)

今回は定番の食べ活ももちろんですが、自分用のお土産目当ての旅でもあります。この街はとにかく布!です!!

 

(前回のバイヨンヌの記事はこちらです。)

www.harapeko-travel.com

 

目次

サン・ジャン・ド・リュズって?

サン・ジャン・ド・リュズってどこよ?なにそれ?美味しいの?笑

バスク旅行を決める前まではそんな程度の認識でしたね。

実はサン・ジャン・ド・リュズはフレンチバスクの高級リゾート地なんです。バイヨンヌよりもよりスペイン側の海沿いの町です。

サンセバスチャンからバスで50分程度で到着します。(1日1便なので注意)

 

サン・ジャン・ド・リュズは7本線のデザインで有名なバスク織の本場です。パッと見でバスク織とわかる象徴的なデザインは、お土産にも最適です。タオルやキッチン用品などバスク織は様々な用途の商品が販売されていました。

バスク地方の伝統的布文化に表される7本のストライプ。これがこの地方に伝わるバスク織りです。最も古くは麻に複雑な細かいひし形の織りを施し、それにインディゴ染めの青いラインが入ったものでした。それが1960年代に現在のバスクの特徴を表す7本のストライプに。7本のラインはバスクの7つの地方を表しているそうです。ストライプの色は様々ですが、基本は赤・白・緑。ストライプは「海の波」を表しているそうです。バスクは海と共に栄えてきた街だからです。

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出典:http://www.basque.in/linge/

 

そして、バスク織に加え、この地は私も大好きなエスパドリーユ発祥の地なのです。

それはもう、自分好みのエスパドリーユをお土産に買って帰るしかないですよね。期待が膨らみます!

 

まずは腹ごしらえ!地産シーフードを堪能!

エスパドリーユ巡りの前にお昼時ですのでランチをいただくことに。

なんとなくバスクといえば、バルのイメージが強いのですがここではあまりバルを見かけません。やはりこちらはフランスということがあるのでしょうか。

 

港近くの素敵なレストランを発見しました。ル・スイス(Le・suisse)です。こちらのお店の名物はやはりシーフード。地元で採れた新鮮なシーフードを頂くことができます。気持ちの良いお天気だったので、外のテラス席が最高に気持ちよさそう。

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お席もこんなに開放的。

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ランチにはさっぱりとロゼをいただくことに。ヨーロッパのテラスで飲むワインってなんでこんなに美味しいんでしょうか。カラッとした気候がまた良いんですよね〜。

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ロブスターのボイル。半身ずつシェアしてもらいます。見た目にも鮮やかです。

サラダも一緒に。

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ピントずれてますが、フライドポテト。

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ワイン飲みながらだったので、デザートはいらないかなと思っていたのですが、

ウエイターのお兄さんの勧めに負けて一人一品ずつ頼んでしまいました(笑)

 

ベリー系のムースがコーティングされたチーズケーキ。盛り付けも美しいですね。

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私は定番のクリームブリュレ。一人ではかなりのボリュームがありました。

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デザートまでたんまり食べたので、街歩き開始です。バイヨンヌと一緒でやっぱり街の雰囲気はフランス。建物がメルヘンです。このサンジャンドリュズはとてもこじんまりとした街なので1時間もあれば回れてしまうくらいの大きさでした。

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そして先ほどのレストランからこの港もすぐです。素敵な街ですね。

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もちろんビーチもあります。さすが高級リゾート地です。青い海が眩しい。

そしてそこまで混雑もしていなかったので、のんびりしたリゾートという印象です。

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元祖マカロンを食す!

続いてガイドブックを見ていて気になったのが、ここサンジャンドリュズにはマカロンの原型と呼ばれる素朴なマカロンを作っているパティスリーがあるとのこと。

店名はMaison Adam(メゾン・アダム)。1660年創業の老舗パティスリー。

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店頭ディスプレイでうず高く積まれたのが、例のマカロン。

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おひとつ1ユーロ。またお土産用の箱や缶入りも可愛いんです。

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ただ、昼食も食べたばかりなのでテイクアウトでおひとついただいてみました。

お味はとーっても素朴な昔ながらのソフトクッキーのようなお味。バターもたっぷり入っていて、香ばしい香り。懐かしさも感じられるお菓子でした。まさかここから、あのカラフルおしゃれなマカロンに進化するとはなかなか感慨深いです。

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www.maisonadam.fr

エスパドリーユ探しスタート

さてお目当のお店、Bayonaへ到着。大きな靴のオブジェが目印です。

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みよ!この種類の多さ!オーソドックスなエスパドリーユからサンダルまでその種類は物凄かった。お値段も15€〜30€程度でお土産にもぴったり。

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どれも可愛いぞ!!!(興奮)日本じゃなさそうな大胆な柄物にも挑戦も良いかも。

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これ、もう地層発掘の宝探しのレベルじゃないですか??笑

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とにかく気に入ったデザインがあったら、試着は絶対にしてください!

親切な店員さんが色々と試着させてくれました。英語で対応してくれました。

エスパドリーユは布なので、履いているうちに徐々に生地が伸びてきます。なので最初はキッツイ!っていくらい、きつめのものを選ぶのがポイントなんです。最初の履き初めはちょっと痛いかも。でも確かに何度か履くとちょうど良い大きさになってきます。そんなわけでオーソドックスなエスパドリーユはどなたかのお土産は意外に難しいかも。ただ、中にはかかとがゴムになっているタイプや、かかとのないタイプなんかもありましたので、お土産にはそちらが良いかもしれないです。

 

そして結局私は4足お買い上げ。左の二つは母と妹用にお土産です。

メンズものも豊富なので旦那も1足自分用に購入していました。1足あるだけで裸足でジーンズにもワンピースにも合わせられて結構重宝するんですよね。やっぱり日本にはないようなカラフルな柄も多く、探すのもとっても楽しかったです!バスクに行く機会があれば是非自分だけの一足を探してみては如何でしょう♪

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次回はバスク編最後の街、オンダビリアへ向かいます!